愚痴を言いたい介護のブログ

妻の父親の健康状態が次第に悪化してきた。家族は特別養護老人ホーム(特養)への入所を検討したが、周辺の施設はすべて満床だった。なので、一旦自宅で介護をする決断を下している。

 

妻は、初めは不安と戸惑いを感じつつも、父親のために全力で介護に取り組んだ。しかし、父親の病状は次第に重くなり、彼女の体力も限界に近づいていた。仕事をして家事をして、その上に介護も乗ってくるのだから当然だ。

いつもの陶芸や茶道の時間も日に日に無くなってしまっていた。

日々の食事の用意、入浴のサポート、薬の管理など、彼女は忙しさに追われる日々を送る。

 

周囲の友人や家族からの助けもあったが、次第に疲労と孤独感が蓄積していった。彼女は特養の空きが出るのを待ち望んでいた。ただ一向に空く気配はない。

ある日、父親が突然の体調悪化を起こし、救急車で病院に運ばれた。その際、医師から父親の状態が急変する可能性が高いと告げられる。

 

幸いに父親中の状態は安定し、病院滞在中に特養からの連絡があった。ついに空きが出たのだ。妻は長い間の苦労と葛藤の末、父親を特養に預ける決断をする。

 

特養への入所手続きが進む中、妻は自分自身の新たな生活を考えるようになる。田中のケアだけでなく、自分自身の充実した日々を築いていくことも重要だと感じるようになった。父親も特養で専門的なケアを受けながら、妻も自分の人生に向き合いながら新たな一歩を踏み出すのだった。

 

特養:

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